換気・塗り壁の注意点

換気をよくすることでハウスダストの除去、臭いがこもることの防止、新鮮な空気の取り入れなどを行うことができます。

換気をよくするためには、窓を対に開けることがポイントです。これから家を建てる場合には、対になる位置に窓を設置するとよいでしょう。

高低差を利用することでも空気の流れがよくなります。冷たい空気は下に、温かい空気は上に向かう性質があります。下に位置する窓から入った空気は建物内を上昇して、高い位置にある窓から外に出ていきます。1階の窓から入って空気が2階にある窓から出て行けば、家全体の空気の入れ替えができます。吹き抜けがあると、さらに換気がよくなります。

しかし、窓の位置に気をつけていても空気の通り道にテーブルなど家具が置かれていると、家具によって空気の流れが邪魔されてしまいます。テーブルなどはなくても生活することはできますが、ないと不便なものです。空気の流れを邪魔するからとテーブルなどをなくすのではなく、置き場所に気をつけてみましょう。窓をふさがないように置くことが、換気をよくするためのポイントです。

窓にはガラス素材を使用することが一般的で、使用されるガラスにはいくつか種類があります。

強化ガラスは安全ガラスとも呼ばれていて、通常のガラスよりも強度が3~4倍高められています。防犯のためのガラスではなく、強度が高い特徴があるものです。

網入りガラスは格子状に網が入ったガラスで、火災の際の穴空きによる延焼を防ぐ働きがあります。

すりガラスは摺り加工をして不透明にしたものです。外から家の中が見えにくくなります。

このようにいくつかの種類があるので、窓の設置場所や目的にあわせて選ぶとよいでしょう。

窓の数が多ければ空気の流れがよくなりますが、耐震性が劣ってしまいます。地震に強くするために欠かせないものが梁です。柱は鉛直方向の揺れに抵抗するのに対し、梁は水平方向の揺れに抵抗をします。梁のリフォームとなると大掛かりになるので、家を建てるときにしっかりと考えておきたいものです。

室内の空気をよく保つことに役立つものが塗り壁です。塗り壁は内装材にも外装材にも使用されています。塗り壁には、土壁や漆喰壁などがあります。珪藻土のような多孔質素材を使用した壁の場合だと、室内の有害な化学物質を吸収してくれたり、室内の湿度を調節してくれたりします。壁の素材によって室内の空気が変わるので、壁にもこだわるのもよいかもしれません。